個人情報流出 年金機構がパスワード未設定の内規違反放置 4月把握 印刷
2015年 6月 23日(火曜日) 23:49

日本年金機構の年金個人情報流出事件をめぐり、機構本部が4月、サーバーの保存ファイルにパスワードを設定していない複数の部署の内規違反を把握しながら放置していたことが20日、分かったと各紙が報じた。機構関係者が明らかにした。本部は3月、全部署にパスワードの設定を確認し回答するよう指示したが、無視されたケースがあった。ウイルス感染した5月8日以前に全部署で設定していれば情報内容の流出は防げた可能性がある。