痛み「70年消えたことない」 戦争被害、国に謝罪求める 沖縄戦訴訟・地裁 |
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2015年 6月 19日(金曜日) 00:52 | |||
各紙によれば太平洋戦争末期の沖縄戦で負傷した民間人と遺族らが国を相手に、補償を怠ったのは違法として1人1100万円の損害賠償と謝罪を求めた訴訟の口頭弁論が17日、那覇地裁(鈴木博裁判長)であり、4回にわたった原告側の証人尋問が終わった。米軍の攻撃で負傷した男性は「痛みは70年間消えたことはない」と証言、国の責任を追及した。原告は県内外に住む63~95歳の男女79人。国が国民を保護する義務を怠り、犠牲を強いたなどと訴えている。
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