市場内、最後の練り歩き 波除稲荷つきじ獅子祭 印刷
2015年 6月 16日(火曜日) 22:06

東京・築地で13日、波除なみよけ稲荷神社の「つきじ獅子祭」がクライマックスを迎え、木彫りの獅子頭や神輿みこしが築地市場の内外を練り歩いたと各紙が報じた。江戸時代初期、埋め立て工事の際に波風を収めた神に感謝し、獅子の巨大な頭を担いで回ったのが始まりとされる。築地市場は来年秋に豊洲新市場(江東区)への移転が予定されており、3年に1度の本祭で神輿などが市場内に入るのは今年が最後となる。