富岡再生、アユに誓う 稚魚放流 印刷
2015年 6月 16日(火曜日) 22:05

東京電力福島第1原発事故の避難区域にある福島県富岡町の富岡川で13日、地元漁協がアユの稚魚を放流したと河北新報が報じた。日中立ち入り可能な居住制限区域の河川敷が会場となり、組合員や避難先から訪れた住民、除染作業員ら70人が参加した。稚魚約2200匹をバケツに小分けして、古里再生を願いながら川に放した。7月以降、成魚の放射性物質濃度のモニタリング検査を実施する。