小松-羽田便の利用者33%減 北陸新幹線開業後 印刷
2015年 6月 16日(火曜日) 22:05

各紙によれば北陸新幹線金沢開業後の小松-羽田便の利用者数(3月14日~4月末)が、前年同期比33.7%減の14万4345人だったことが県や航空会社のまとめで分かった。平日のビジネス利用や、地元客の減少が目立つという。羽田便を運航する全日空、日本航空とも開業に合わせて使用機材を小型化したため、搭乗率は前年(63.1%)とほぼ同水準の64.4%となった。4月末までの提供座席数は前年同期比35.1%減で、座席数の減少率より利用者数の減少率は抑えられたものの、県は「航空会社が見込んだ分だけ利用者が新幹線に流れている」(企画振興部)としている。