肺・大腸がん、死亡率減が鈍化 検診や適正治療、伸び悩み がんセンター |
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2015年 6月 12日(金曜日) 22:03 | |||
各紙によれば国立がん研究センターは10日、大腸がんや肺がんによる75歳未満の死亡率の減少が鈍化していると、厚生労働省のがん対策推進協議会に報告した。検診受診率や適正な治療の実施割合が伸び悩んでいるほか、喫煙率が下げ止まっていることなどが影響しているとみられる。報告によると、肺がんでの男性の死亡率は1995~2005年に12.9%減ったが、05~15年は9.0%減にとどまる見通し。同様に男女の大腸がんでは10.2%減から9.1%減に鈍化し、子宮頸がんは増加が加速した。
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