関脇照ノ富士(23)=伊勢ケ浜=が12勝3敗で涙の初優勝を飾り、場所後の大関昇進も事実上決まった。碧山(28)=春日野=を寄り切り、3敗で並んでいた横綱白鵬(30)=宮城野=が結びで横綱日馬富士(31)=伊勢ケ浜=に寄り倒され、平成生まれで初めての優勝力士、大関が誕生した。新関脇から2場所通過での大関昇進は1951年1月の吉葉山以来。