伊方原発 規制委「審査書案」了承 年明け以降にも再稼働 |
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2015年 5月 22日(金曜日) 22:46 | |||
原子力規制委員会は20日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)について、新規制基準が定めた安全対策を満たしていることを認める「審査書案」を了承したと各紙が報じた。早ければ年明け以降にも再稼働する見通しだが、半島の付け根にある同原発は住民避難に難しさを抱える。一昨年7月に施行された新規制基準は原子力防災対策を含んでおらず、重大事故時の住民の安全確保には依然課題が残っている。事実上の「合格証」となる審査書案が出たのは、九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)に続き、今回で3例目となる。
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