総人口、4年連続の減少 戦後生まれ8割超える 総務省推計 印刷
2015年 4月 26日(日曜日) 13:58

総務省は17日、2014年10月1日現在の推計人口を発表したと各紙が報じた。在日外国人を含む総人口は前年比21万5000人(0.17%)減の1億2708万3000人で、4年連続の減少。総人口に占める戦後生まれの割合は80.3%で、初めて8割を超えた。一方、65歳以上の高齢者の割合は26.0%となり、過去最高を更新した。総人口の減少幅は外国人の入国者数が増えたため、前年と比べて縮小。ただ、日本人人口は27万3000人(0.22%)減の1億2543万1000人で、過去最大の減少幅となった。生産年齢人口(15~64歳)は7785万人で、116万人の減少。年少人口(0~14歳)は1623万3000人、65歳以上は3300万人で、初めて高齢者が年少人口の2倍を超過。少子高齢化の進展を裏付けた。総人口に占める75歳以上の割合も12.5%と過去最高を更新した。