除染を行った作業員の平均被ばく線量を公表 印刷
2015年 4月 26日(日曜日) 13:14

福島第一原発事故による放射性物質の除染に携わった作業員の被ばく線量の平均が、一般の原子力発電所で働く作業員の半分だったことがわかったと各紙が報じた。今回の調査結果は、公益財団法人・放射線影響協会と厚生労働省が15日に公表したもので、東日本大震災から2013年末までに国の除染に携わった作業員は約2万6000人で、年間の被ばく線量の平均は0.5ミリシーベルトだった。厚生労働省によると、これは、一般の原子力発電所で働く作業員の年間被ばく線量の平均1ミリシーベルトの半分だという。