東京電力は9日、福島第1原発事故に伴う営業損害賠償の期限が先月で切れた問題で、新たな賠償指針を示すまでの仮払いを始めると発表したと各紙が報じた。東電は当初、期限を来年2月まで1年延長した上で賠償を打ち切る案を示したが、地元の反発などを受け撤回した。新指針の提示時期は未定としている。