高野山、観光地っぽくないのがいい 外国人客に人気急上昇 印刷
2015年 3月 06日(金曜日) 00:55

各紙によれば開創1200年の記念の年にあたり、4月から5月にかけ「大法会」など多彩な行事が予定される高野山(和歌山県高野町)に対し、外国人観光客の人気がにわかに高まっている。きっかけは2004年の世界遺産登録。聖域らしさが残り観光地化されていないのが新鮮に映るようで、13年には外国人宿泊客数が登録以前と比べて5倍の5万人に。英語が通じる宿坊も10カ所に増えた。同町は今年、外国人宿泊客の年間目標として未曽有の10万人を掲げている。