拘束虐待 高齢者20人を マンションで集団訪問介護 東京の業者 |
![]() |
2015年 3月 02日(月曜日) 22:15 | |||
東京都北区は17日、区内の訪問介護事業所のヘルパーらが利用者20人に対し、身体拘束による虐待をしていたとして、高齢者虐待防止法に基づき、事業所を運営する医療法人に改善を指導するとともに、都に報告したと各紙が報じた。都も同日、不適切な介護サービスを提供していたとして介護保険法に基づき改善を勧告した。問題とされたのは、医療法人社団「岩江クリニック」(同区、岩江秀和理事長)。区によると、利用者20人に対し、長時間にわたりベルトでベッドに縛り付ける、ベッドの四方を柵で囲んで行動を制限する、指の自由が利きにくいミトン型の手袋を着用させる、部屋の外から施錠して出られなくする−などの虐待行為が確認されたという。
|