異物混入相談、1万6000件 2割弱が身体的被害 国民生活センター 印刷
2015年 1月 29日(木曜日) 23:11

国民生活センターは26日、食品の異物混入に関する相談が2009年度以降、約6年間で1万6094件に上り、そのうち2割弱に当たる3191件が「口の中を切る」などの危害情報だった、と発表した。同センターによると、「食料品」についての相談は1万4656件で、うち危害情報は2583件と約17.6%を占めたが、「外食・食事宅配」は1438件中608件で42.3%に上った。14年度の危害情報の中身は、「歯が欠けた」「歯が痛い」などが110件で最も多く、「刺傷・切傷」の85件、「消化器障害」の76件が続いた。異物はゴキブリやハエなどの「虫」が345件で最多、次いで「金属片」は253件、「毛髪や体毛など」が202件だった。