民主新代表に岡田氏 決選投票で細野氏破る 執行部人事着手へ 印刷
2015年 1月 27日(火曜日) 23:52

民主党代表選が18日午後、東京都内のホテルで行われ、新代表に岡田克也代表代行(61)を選出したと各紙が報じた。国会議員による決選投票で細野豪志元幹事長(43)を破った。岡田氏は直ちに執行部人事に着手し、26日召集の通常国会に向けて態勢づくりを急ぐ。 党規約は代表任期を「就任3年目の9月末」と定めており、岡田氏の任期は2017年9月末まで。党の立て直しが喫緊の課題で、4月の統一地方選や来夏の参院選、次期衆院選に向けて候補者の擁立作業を本格化させる。集団的自衛権行使容認への対応など安全保障政策で党が結束できるかも焦点だ。代表選は岡田、細野両氏と長妻昭元厚生労働相(54)の3氏が争った。党員・サポーター、国会議員、地方議員らによる1回目の投票では細野氏が298ポイントでトップ。しかし、過半数を得られず、294ポイントで2位に付けた岡田氏との決選投票にもつれ込んだ。長妻氏は168ポイントだった。