「神城断層」動いて地震発生か 気象庁 印刷
2014年 11月 26日(水曜日) 23:23

各紙によれば22日夜、長野県北部で起きた地震は、新潟県から山梨県にかけて南北に位置する活発な活断層帯の一部分である、神城断層が動いて発生した可能性があることが気象庁の分析でわかった。気象庁が22日午後10時過ぎに起きたマグニチュード6.7の地震以降に発生した余震の場所を詳しく調べた結果、長野県の小谷村から白馬村にかけての南北約20キロメートルに分布していることがわかった。これは日本列島のほぼ中央部に位置する糸魚川静岡構造線断層帯のうち、長野県北部にある神城断層の位置と一致しているという。このため地震は、活断層である神城断層が動いたことによって起きた可能性もあるという。