東京電力は23日、福島第一原発で高濃度汚染水を処理する多核種除去設備ALPS(アルプス)のうち、トラブルで停止していた、1系統の運転を再開したと各紙が報じた。当初からあった3系統で同時に処理するのは約1カ月ぶり。他に今年9月に完成した増設3系統と、今月導入された改良型1系統も運転中で、初めて全系統が稼働した。