大阪・泉南地域のアスベスト(石綿)加工工場の元労働者らが起こした集団訴訟で、最高裁が石綿による健康被害について国の責任を認めたことを受けて、塩崎恭久厚生労働相は21日、原告との和解に応じる方針を明らかにしたと各紙が報じた。今後、原告と面会して謝罪する。国の責任が認められた原告と同様の状況にあった他のアスベスト工場の元労働者の訴訟についても、和解を探るという。