キックスケーターで事故相次ぐ 10歳未満、死亡も 消費者庁 印刷
2014年 11月 06日(木曜日) 00:27

車輪付きの乗り物「キックスケーター」で遊んでいた10歳未満の子どもが転倒し、死亡するなどの事故が相次いでいるとして、消費者庁は「ヘルメットなどの防具を着用し、正しい使用法で遊んでほしい」と注意を呼び掛けている。キックスケーターは、ボードにT字型のハンドルと車輪が付いた遊具。片足を乗せ、もう片方の足で地面を蹴って進む。同庁によると、2010年4月以降の約4年半に、医療機関などから10歳未満の子どもが転倒したとする事故情報が計53件寄せられた。頭部や顔面のけがが32件と多く、うち5件は頭蓋内損傷の大けが。急坂で転倒し頭を打った小学4年の女児が、入院1カ月後に死亡した事故もあった。