中国電力が越境販売 関西などで16年4月から 印刷
2014年 10月 10日(金曜日) 00:26

中国電力が従来の供給域外での電力販売に乗り出すことが27日分かったと各紙が報じた。家庭向けも含む電力小売りの全面自由化をにらみ、2016年4月の開始を目指す。域内で余った電気を関西など西日本全域に送り、子会社を通じて販売する見通し。地域の垣根を越えた電力の販売競争が激化しそうだ。中国電は26日、子会社のエネルギア・ソリューション・アンド・サービス(広島市)を通じて経済産業省に、電力販売を始める「新電力」の登録届け出書を提出した。