洞爺丸事故、60年 法要に遺族70人 北海道・北斗 印刷
2014年 10月 10日(金曜日) 00:25

1954年9月26日の台風15号で青函連絡船「洞爺丸」など5隻が函館沖に沈没し、乗客乗員ら1430人が犠牲となった「洞爺丸事故」から26日で60年がたち、「台風海難慰霊法要」が事故現場近くの北海道北斗市の七重浜であったと各紙が報じた。函館仏教会と、青函連絡船殉難者遺族会の共催で、道内外から遺族約70人が参列した。函館港沖合にいた洞爺丸と貨物船4隻は、台風の強風と大波で転覆し沈没。七重浜には乗客乗員の遺体が多数流れ着いた。遺族会は慰霊法要を毎年この日に営んできた。