30人以上が心肺停止 山頂付近など、県警が確認 自力下山の登山者も・御嶽山噴火 印刷
2014年 10月 10日(金曜日) 00:25

長野・岐阜両県にまたがる御嶽山(3067メートル)の噴火で、長野県警は28日、山頂付近などで30人以上が心肺停止になっているのを確認したと各紙が報じた。このうち4人は同日中に麓に運ぶ方針。ほかにも取り残されている可能性があり、山中で一夜を明かした登山客の一部は自力で下山した。長野県によると、下山者のうち30人が重軽傷。岐阜県側でも2人が重傷を負い、他にも負傷者がいるとみられる。国土交通省中部地方整備局によると、28日午前も噴火口で噴煙を確認、火山活動が続いている。