沖ノ鳥島沖など大陸棚延長 資源探査へ政令決定 |
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2014年 9月 18日(木曜日) 23:45 | |||
政府は9日午前の閣議で、日本最南端・沖ノ鳥島の北方に位置する「四国海盆海域」と沖大東島南方の「沖大東海嶺南方海域」の二つの海域(計17・7万平方キロ・メートル)について、日本の大陸棚とすることを定める政令を決定した。国連海洋法条約に基づく措置で、海底資源の探査や開発などで日本の主権的な権利が認められることになる。2海域は、国連の大陸棚限界委員会が2012年4月、日本の申請を踏まえて大陸棚の延長を認めた。小笠原諸島周辺など2か所の海域(計13・1万平方キロ・メートル)も、米国との調整を終えた段階で政令に規定する。
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