「ラウンドアバウト」 事故激減・停電無関係の円形交差点、運用開始 印刷
2014年 9月 08日(月曜日) 22:47

信号のない環状路を時計回りに通行する円形交差点「ラウンドアバウト」の運用が1日、全国7都府県の15カ所で始まった。対向車がないため重大事故が起きにくいとされ、停電の影響を受けず、災害時の交通整理も不要になるといったメリットがある。同日施行された改正道交法でラウンドアバウトの通行ルールが定められた。例えば右折の場合、一般的な交差点なら対向車を確認した上で、ハンドルを右に切る。これがラウンドアバウトの場合、環状路に進入して、時計回りに円を描くように、270度の位置まで運転する。円形交差点はもともと全国に約140カ所あり、一部がラウンドアバウトに指定された。