7月の訪日客、過去最高の127万人 中国倍増、韓国も6カ月ぶりプラス 印刷
2014年 8月 25日(月曜日) 22:28

日本政府観光局が20日発表した7月の訪日外国人客数(推計値)は、前年同月比26.6%増の126万9700人で、18カ月連続のプラスとなった。今年4月の123万1471人を上回り、1カ月間での過去最高を更新した。3月末の羽田空港の国際線発着枠拡充や、東アジアからのチャーター便就航などが追い風となった。国・地域別の内訳をみると、7月の首位は中国で前年同月比約2倍の28万1200人が訪れた。大型クルーズ船の寄港が17便と多かったことなどが後押しし、12年7月以来2年ぶりにトップとなった。2位は台湾で17.1%増の27万9300人。3位の韓国も、旅客船沈没事故による自粛ムードの影響が和らぎ、2.7%増の25万600人と6カ月ぶりにプラスに転じた。