待合室○、検査室× 病院での携帯電話利用 新指針で制限緩和 印刷
2014年 8月 25日(月曜日) 22:24

総務省や通信会社などでつくる協議会は19日、これまで原則禁止としていた病院や診療所での携帯電話の使用制限を緩和する新たな指針を公表したと各紙が報じた。手術室や検査室は禁止のままとするが、待合室や個室の病室では通話も認める。携帯電話や医療機器の機能が向上したのが主な理由。指針に強制力はなく、実際のルールは各医療機関が決める。携帯電話の使用をめぐっては、総務省が昨年1月に心臓ペースメーカーなどとの距離制限を緩和する指針を公表。国土交通省も9月から、航空機内での携帯電話など電波を発する電子機器の使用制限を一部緩和する。