衛星でアジア洪水予報 JAXAなど警報メール 印刷
2014年 8月 25日(月曜日) 22:22

各紙によればアジア開発銀行(ADB)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、人工衛星の技術を使って、雨が多いアジアの途上国で洪水被害防止の支援策を始める。衛星で集めた降雨データなどから河川の浸水域を予測し、流域住民の携帯電話に警報メールを配信する。まずバングラデシュで今月25、26日、洪水予測システムの運用実験を行う。ベトナムにも広げ、来年度の本格稼働を目指す。システムを整備するのに、日本政府が拠出するADBの「貧困削減日本基金」から約2億円を充てる。