墓石の耐震化、東北で着々 |
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2014年 8月 18日(月曜日) 22:34 | |||
東日本大震災をきっかけに、東北では墓石の耐震化への関心が高まっていると河北新報が報じた。転倒などで損壊した墓の修復に併せ、業者が工事依頼を受けるケースが増えた。金属棒の挿入や接着剤による固定といった技術開発も進んでおり、業界団体は「事故防止のためにも検討を」と呼び掛けている。石材店や関連業者でつくる日本石材産業協会(東京)によると、石の継ぎ目を加工する簡易な耐震化は20年以上前に始まった。その後、耐用年数が長い接着剤が開発され、金属棒や器具で固定する工法が普及し、改良も重ねられているという。
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