3割が農山漁村に定住願望 都市住民、医療など条件 印刷
2014年 8月 12日(火曜日) 23:41

各紙によれば都市部に住む人の31.6%が農山漁村に定住してみたいと考えていることが9日、内閣府の農山漁村に関する世論調査で分かった。05年調査から1.5倍に増えた。ただ定住に必要な条件(複数回答)として「医療機関、施設の存在」(68.0%)「生活が維持できる仕事」(61.6%)が上位に挙がっており、受け入れ側の課題があらためてクローズアップされた。農山漁村の活性化に取り組む農水省は「体験型観光のグリーンツーリズムが普及するなど関心の高まりが表れている」と分析している。