政府専用機の整備 日航から全日空へ 印刷
2014年 8月 07日(木曜日) 23:12

各紙によれば皇族や首相らが使用する政府専用機の整備委託先について、政府はこれまでの日本航空から全日本空輸に変更する方針を固めたことが分かった。政府は現在の専用機の老朽化に伴い、新たにアメリカ・ボーイング社の「777-300ER」型機を導入する方針を決めているが、機体整備やタラップ、機内食を手配する委託先を巡っては日本航空と全日空が受注を争っていた。政府が両社の提案書などを検討した結果、次期政府専用機と同じ機体をより多く保有し、整備体制が充実していることやコスト面などから、これまで20年以上整備を行ってきた日本航空から全日空に委託先を変更することにしたもの。