血縁なしでも「父子」 最高裁、1・2審判決覆す 関係取り消し認めない判断 印刷
2014年 7月 28日(月曜日) 22:04

DNA型鑑定で血縁関係がないことが明らかになった場合に法律上の父子関係を取り消せるかが争われた3訴訟の上告審判決で、最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は17日、父子関係の取り消しを認めない判断を示したと各紙が報じた。北海道と関西の訴訟は母が子の代理人となって夫を相手取り、四国の訴訟は夫が子2人を相手取り、それぞれ父子関係が存在しないことの確認を求めていた。