駅員をホームに蹴り落とす男も 鉄道員への暴力760件 印刷
2014年 7月 14日(月曜日) 21:15

鉄道の駅や車内で平成25年度に起きた駅員、乗務員への暴力行為は760件だったことが7日、日本民営鉄道協会(東京)のまとめで分かったと各紙が報じた。大手私鉄やJURなど計29事業者の報告を集計した。24年度の報告から3事業者が新たに加わったが、68件減って2年連続の減少となった。ただ飲酒後の事案や、深夜の発生が依然として目立っている。集計によると、飲酒した乗客による暴力が57%(434件)に上った。時間帯では午後10時以降に多発し、39%(296件)を占めている。加害者を年代別でみると、60代以上が最多で23%(178件)。