敦賀原発、「活断層」見解変えず 再稼働厳しく 印刷
2014年 6月 27日(金曜日) 23:52

各紙によれば原子力規制委員会は21日、日本原子力発電の敦賀原子力発電所(福井県)2号機原子炉建屋直下にある断層(破砕帯)について、専門家会合を開いた。原電は、破砕帯を「活断層の可能性がある」と認定した規制委の見解に、追加の掘削調査の結果などを示して反論したが、専門家側は、従来の見解を変えなかった。専門家会合は次回、原電側の追加調査に対する見解などを反映した、評価書の修正案を示す見通し。見解が変わらない限り、2号機の再稼働はできないという。