過労死等防止法 「防止対策は国の責務」 議員立法・成立 印刷
2014年 6月 27日(金曜日) 23:42

過労死等防止法が20日、参院本会議で可決、成立したと各紙が報じた。過労死・過労自殺を「社会の損失」とし、防止対策を国の責任で実施するとしている。事業主には対策に協力する努力義務を課し、国民には過労死防止の重要性と理解を深めることを求めている。超党派で作る「過労死防止基本法制定を目指す超党派議員連盟」(馳浩代表世話人)が議員立法で提案していた。今後、大綱の作成や協議会設置など6カ月以内に法施行の準備が行われる。