雇用・医療・農業で規制改革 新成長戦略の骨子 印刷
2014年 6月 25日(水曜日) 00:17

政府は10日、産業競争力会議を開き、新たな成長戦略の骨子を決めたと各紙が報じた。年金資金の運用見直しや農協改革、労働時間規制の緩和などの改革を進めていくことが柱だ。新成長戦略は、政府が昨年まとめた「日本再興戦略」の改訂版になる。骨子は、雇用、医療、農業の3分野を残された課題と明記し、規制改革を通じて、経済の活性化を図る方針を示した。安倍首相は会議で、「残っているのは大変難しい論点ばかりだが、大胆に決断し、実行に移してきたい」と強調した。