「予備試験」人気が過熱 狭き門、エリート扱いも 法科大学院離れに拍車 印刷
2014年 6月 24日(火曜日) 23:36

各紙によれば法科大学院を修了しなくても司法試験の受験資格が得られる「司法試験予備試験」が18日、行われた。経済的事情などで法科大学院に通えない人のための例外措置だったはずが、志願者数は年々増加し、今年は1万2622人と法科大学院志願者数を初めて上回った。法科大学院に通う費用と時間を節約できるためとみられるが、法科大学院側からは「当初の理念が軽視され、学生離れが進む」と危惧する声が上がっているという。