東京五輪見据えテロ対策強化 羽田-米国便 拳銃携行の警官搭乗 印刷
2014年 4月 23日(水曜日) 22:01
 ハイジャックなどの機内トラブルに即応するため、拳銃などを携行した警視庁の私服警察官が羽田空港-米国直行便の一部に搭乗していることが20日、警察関係者への取材で分かったと各紙が報じた。羽田空港の国際線の発着枠が拡充されたのに伴い、4月から運用を本格化。2016年に日本で開催予定の主要8カ国首脳会議(G8サミット)、20年の東京五輪を見据え、テロ対策の強化が進められている。搭乗しているのは、機内専門の特殊部隊「スカイ・マーシャル」。1960年代に米国で創設され、2001年の米中枢同時テロを機に大幅に増強し、各国にも導入を求めてきた。