富士通と東北大、三次元津波シミュレーターの開発に成功 |
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2014年 4月 17日(木曜日) 22:20 | |||
各紙によれば富士通は11日、東北大学との共同研究で、津波が市街地や河川を遡上する様子を精緻に再現できる三次元津波シミュレーターを開発したと発表した。今回、東北大学災害科学国際研究所所長の今村文彦教授の開発による、波源から沿岸部までの広域の津波の到達時刻や波高の計算に広く活用されている二次元シミュレーション技術と、同社の技術の融合に成功することで、沿岸の地形や市街地の建造物によって津波が複雑に変化しながら市街地や河川を遡上する様子をより正確に再現することが実現されたという。
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