「巨大津波の予想は困難」仙台地裁は遺族の請求棄却 |
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2014年 3月 01日(土曜日) 00:01 | |||
東日本大震災で、七十七銀行女川支店の支店長が行員らを近くの山ではなく銀行の屋上に避難させ、その後、津波に巻き込まれて12人が犠牲になったことを受け、遺族が銀行を訴えた裁判で、仙台地裁は「巨大津波の予想は困難」として訴えを退けたと各紙が報じた。25日の判決で、仙台地裁は「当時の状況では巨大津波の予想は困難で、支店長の判断が不適切であったとはいえない」「内閣府のガイドラインなどからも、女川支店は津波避難ビルとしての適格性がある」などとして、遺族側の請求を棄却した。
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