ストロンチウム500万ベクレル 過去最高、昨年7月地下水 福島第1 印刷
2014年 2月 18日(火曜日) 22:22

東京電力は6日、福島第1原発1~4号機の海側にある観測用井戸で、昨年7月に採取した水から、過去最高値の1リットル当たり500万ベクレルのストロンチウム90を検出したと発表したと各紙が報じた。計測機器に設定ミスが発覚したため、過去にさかのぼって再測定していた。東電によると、昨年7~8月にかけ、ストロンチウム90の濃度を示す値に不自然な点があることが判明したため、公表を見送っていた。今年2月5日、2カ所の計測所のうち1カ所で、数値を計算する際の係数設定が誤っていたことが判明し、未公表分の再測定を進めていた。