西之島の面積3倍に 海保「100年は残る」 印刷
2014年 2月 07日(金曜日) 22:37

小笠原諸島(東京)の西之島が火山活動によって、元の大きさの約3倍になったことが4日、海上保安庁の調査で分かったと各紙が報じた。噴火で出現した「新島」と一体化して拡大を続けており、海保の担当者は「火山活動が収まって波で削られても、100年や200年は残るだろう」と話している。海保によると、西之島の面積は約20ヘクタールだったが、南東にできた新島が溶岩で徐々に大きくなり、昨年12月に一体化。今月3日の上空からの観測では約60ヘクタール(東京ドームの約13倍)に達していた。マグマの安定供給が続いているとみられ、さらに広くなる可能性が高いという。