通行人の顔を識別、追跡実験 JR大阪駅ビル 印刷
2014年 1月 29日(水曜日) 23:32

無数のカメラが通行人の顔を識別し、その行動を追跡する。そんなSF映画のような実験を独立行政法人・情報通信研究機構が4月からJR大阪駅で始まると各紙が報じた。顔認証技術を用いて位置情報を取得する。JR大阪駅と駅ビル「大阪ステーションシティ」のうち、地下1階から3階までの改札やコインロッカー、エスカレーターや店舗などに90台のカメラを設置。カメラは3メートル四方にいる人物の顔を撮影すると顔の特徴を抽出してIDをつける。別のカメラが同一人物と認識すると位置情報や時間を登録。その人物の行動履歴を1週間分記録するという。顔認証システムを納入した業者によると、個人識別率は99.99%という。