宇宙線で原発内可視化に成功 福島廃炉へ活用期待 筑波大などの研究チーム 印刷
2014年 1月 29日(水曜日) 23:29

各紙によれば高エネルギー加速器研究機構や筑波大などの研究チームは23日、地球に降り注ぎ物質を透過する能力が高い宇宙線の性質を利用、原発の使用済み核燃料プールに保管されている燃料などの様子を外部から可視化することに成功したと発表した。東京電力福島第1原発事故では1~3号機で原子炉内の状態は分かっていない。廃炉に向け、溶けた燃料がどのように散らばっているかを把握するのに役立つと期待されるという。