農薬混入容疑者、好待遇求めた転職失敗 上司に直訴も 印刷
2014年 1月 29日(水曜日) 23:28

マルハニチロホールディングスの子会社が製造した冷凍食品から農薬が検出された事件で、子会社アクリフーズの契約社員、阿部利樹容疑者(49)=偽計業務妨害容疑で逮捕=が好待遇を求めて転職を試みたが失敗していたことが、捜査関係者への取材でわかったと各紙が報じた。上司に待遇改善を直訴していたことも判明。群馬県警は蓄積した待遇への不満が事件の動機になった可能性があるとみて調べる。県警の説明では、阿部容疑者は調べに対して容疑を否認しているという。