経済成長へ規制改革に決意 安倍首相、ダボスで基調演説 印刷
2014年 1月 24日(金曜日) 23:12

各紙によれば安倍晋三首相は22日夕(日本時間23日未明)、スイス東部のダボスで開幕した世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で基調演説を行った。首相はこの中で、経済政策「アベノミクス」の実績を強調。日本経済の再生に向け、成長戦略の柱である規制改革の断行に決意を示した。ダボス会議で日本の首相が基調演説を行うのは初めて。成長戦略での取り組みとして、電力市場の自由化や再生医療分野への支援、コメの減反廃止を列挙し、「これらは皆、昨年秋、決定したことだ」と規制改革での実績をアピールした。その上で、自らが「既得権益の岩盤を打ち破るドリルの刃になる。いかなる既得権益も私のドリルから無傷ではいられない」と、改革推進への決意を表明。