自宅でアルツハイマー病検査 愛知県や豊橋技科大などが機器 |
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2014年 1月 24日(金曜日) 23:10 | |||
愛知県や豊橋技術科学大など産官学の共同研究開発チームは21日、一滴の血液でアルツハイマー病など病気の原因物質を検出する機器を開発したと発表したと各紙が報じた。自宅で簡単に利用できることから、病気の早期発見・治療につながるとしている。がんやノロウイルスなどの検出にも応用が可能で、2015年度末までの実用化を目指す。チームは病気で血液中に現れるたんぱく質と化学処理した特殊な抗体を反応させ、その際に生じるわずかな電流を感知する半導体センサーを開発。技術を裏付ける具体例として、アルツハイマー病の原因物質とみられるアミロイドβの検出に成功した。スマートフォン専用アプリと連動し、医療機関と情報をやり取りすることも想定しているという。
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