国交省、JR北海道に初の監督命令 数値改ざん、告発も検討 |
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2014年 1月 22日(水曜日) 23:16 | |||
JR北海道のレール点検数値改ざん問題で、国土交通省は21日、JR会社法に基づく監督命令と鉄道事業法による事業改善命令を同社に通知したと各紙が報じた。安全部門トップの解任や今後5年間の監査の継続なども公表した。太田昭宏国交相が閣議後の会見で「鉄道事業者としての資質を一から問われており、自助努力による改善が難しい」と指弾。刑事告発に向け、北海道警に相談を始めたことも明らかにした。昨年9月の函館線脱線事故現場の検査データ改ざんでは、現場社員の関与に加え、上部組織の函館保線所の所長、助役の指示、本社での改ざんも確認した。
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