自衛艦と衝突、釣り船沈没 客ら2人心肺停止 「おおすみ」定期修理で航行中 印刷
2014年 1月 16日(木曜日) 22:01

各紙によれば15日午前8時ごろ、広島県大竹市の阿多田島沖の瀬戸内海で、海上自衛隊の輸送艦「おおすみ」(艦長・田中久行2佐)と釣り船が衝突した。船は沈没し、客ら4人全員が救助されたが、うち2人は心肺停止状態という。事故を受け、政府は首相官邸内に対策室を設置。小野寺五典防衛相は記者会見で「防衛省・自衛隊の責任者として誠に遺憾に思う。海上保安庁の捜査に全面的に協力する」と述べた。海上幕僚監部などによると、釣り船には船長と釣り客3人が乗船しており、心肺停止になっているのは船長と客1人。