第一原発80キロ圏線量半減  印刷
2013年 12月 29日(日曜日) 22:25

各紙によれば原子力規制庁は25日、東京電力福島第一原発事故から2年半が経過した今年9月28日時点の半径80キロ圏内の空間放射線量マップを発表した。事故から7カ月後と比べて放射線量は47%減少しており、2年間で半減した。規制庁によると、放射性物質の半減期から推定される減少率は34%。雨が降った影響などが半減したのが原因としている。一方、測定した地域の多くが森林で除染されていないため、除染の効果は今回の分析で明確に表れていないという。