理研の高橋政代氏、ネイチャー誌選出・来年注目の1人に iPS細胞臨床研究 印刷
2013年 12月 24日(火曜日) 23:44

理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの高橋政代プロジェクトリーダーが、英科学誌ネイチャーの「2014年注目の5人」の1人に選ばれたと各紙が報じた。19日発行の同誌に掲載される。高橋氏は加齢黄斑変性の患者に患者由来のiPS細胞(万能細胞)から作った網膜色素上皮細胞を移植する世界初の臨床研究を手がけ、早ければ14年にも移植手術を予定している。この特集は、強力なゲノム(全遺伝情報)編集手法の開発に貢献した米マサチューセッツ工科大学のフェン・ツァン氏ら、13年に活躍した10人を紹介する「ネイチャーの10人」の一部という。